​仮面ファイター 総合格闘技は日本から生まれた1985を撮影中に Fight of the ring代表の長瀬館長と出会いました。

その時にも長瀬館長はFight of the ringの大会を運営中でした。

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​そしてその時に仮面ファイター２の主演であるザ・ブルーシャークとも同時に出会いました。

そこから５ヶ月ほどして「君はなぜ戦うのか？ 仮面ファイター２ 初代タイガーマスク最後の弟子」の撮影が始まりました。

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その途中でザ・ブルーシャークがタイトルマッチでFight of the ringに出場し、撮影の中長瀬館長ともやりとりをいくつか重ねていきました。

​撮りたいものをなんでも撮れるわけではないので快く撮影させていただけた長瀬館長に感謝です。

2023年7月にFight of the ring１０周年記念興行とザ・ブルーシャーク１５周年記念興行が同日に下北沢の下北タウンホールで行われました。

​両興行とも撮影し、映画化してしまおうというのがこの映画ができたいきさつです。

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もう一つはワンテイクムービーを作ってみたいという願望がずっとありました。

１時間の映画は１時間で撮影できるとどこかで思っています。（もちろんその前の準備にものすごい時間と労力がかかりますが・・・）

プロレスの1日の興行ならそれができるのでは？というのが今回の映画制作のきっかけでもあります。

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また私は元格闘家です。（元修斗世界２位、ブラジリアン柔術アジア大会優勝・全日本優勝）その経験を映画制作に活かせたらとどこかで思っていました。

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そういったことを全く意識していませんでしたが、仮面ファイター１・２と格闘技、プロレス映画が出来ました。

出来てみて初めて「二つともプロレスが出てくる映画だな」と思いました。

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​映画制作も作家の今までの人生の経験や人脈とつながっています。

元格闘家ということもあり考えてみると、格闘技やプロレスの会場であまり苦労せず撮影が出来ています。

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これはもうプロレスをモチーフの一つとして撮影してもいいのではと次第に思うようになりました。

ということで「プロレス The Movie」という副題をつけさせてもらいました。

​これはシリーズ化していこうと思いその第１弾となりました。

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この映画はほとんどセリフがありません。

というか言葉という表現方法をあまり使っていません。

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そしてほぼ全編に今沢カゲロウさんの音楽が入っています。

本作は、ある意味今沢カゲロウさんのミュージックビデオになっています。

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​これはどういうことかと言うと映画は映像と音で表現するものだと思っています。

ドキュメンタリー映画は過去が撮れないので、その時は言葉になってしまいます。

それが嫌なんですね。

なんとか映像と言葉も含めた音で「ヒト」を表現できないかと思い制作を続け今回の映画が出来ました。

長瀬館長、出場選手の皆様、今沢カゲロウさん・・・タイミングとみなさんのコラボレーションで映画はできています。

一つ欠けても映画はできませんでした。感謝と共に映画制作は不思議な偶然だなと思います。

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​元格闘家の映画監督　小楠健志 Kenji Ogusu